看護師の勤務部署の中でも、主に新生児の先天性の障害を扱う診療科が新生児集中治療室です。ここでは先天的に呼吸器系の機能に障害を持った赤ちゃんや、循環器系の臓器の不具合で生命を維持する事が困難な新生児に対し、保育器の中などで集中的なケアを提供します。看護師は生命力が低く、生死の境を彷徨う新生児に対して二十四時間体制でケアを提供する事になり、緊迫した状態を強いられる事も多くなります。

また、新生児集中治療室では、予め規定された看護師の人員数で新生児のケアを提供することが義務付けられており、それぞれの新生児が常時医療スタッフの監視下で管理される事が基本です。そのため、ナースを含め、全ての医療スタッフに緊迫した精神状態が継続し、場合によっては法的に定められた勤務時間を越えての勤務を強いられる事もあるために、多忙な勤務先となるのが特徴です。

このような集中的なケアに携わる看護師の場合は、特定の上位資格が必要になるなど、急性期の患者に特化したスキルが求められます。主な看護業務の内容としては、二十四時間体制でのバイタルサインの測定値の検証や、医療機器の調節や管理が挙げられ、適切な状態が維持できているかどうかを確認しなければなりません。新生児集中治療室の勤務では、専門資格が条件となるケースも多々見られますが、最新の医療技術を駆使したケアに携わる事ができ、将来的な看護師のキャリアにも箔が付く職場となります。